「やっぱ外でご飯を食べると美味しいな~」と、皆さん一度は思ったことありませんか?
キャンプやバーベキュー、公園で食べるお弁当など、外で食べるご飯に特別感を感じるのはなぜなのでしょうか。
実は、外でご飯を食べると美味しいと感じるのは勘違いではなく、脳が関係しています。
さらに、美味しいと感じるだけでなく、体にも良い効果があることがわかりました。
■ 外でご飯を食べると美味しい理由
■ 外でご飯を食べることの良い効果について
本記事を読めば、外ご飯で美味しく健康的な生活を送れるようになります!
外でご飯を食べると美味しい理由は3つ
外でご飯を食べると美味しいと感じるのは気のせいではなく、実はちゃんとした理由があります!
■ 出来たてが食べられる
■ 転地効果
■ 脳から発生するβ波効果
おぉ!わかるものもあるけど、なんのこっちゃってのもありますな!
1つずつ見てみましょうね。
出来たてが食べられる
これはキャンプやバーベキューなど、その場で調理をしたものに限定されてしまいますが、出来たての温かい料理が食べられるのも、外でご飯を食べると美味しい理由の1つだと思います。
温かい料理が美味しいと感じるのには、香りや食感などの理由が関係しています。
出来たてって湯気がでるぐらいアツアツですよね!その湯気に香りが乗って口に含んだ時に鼻へも抜けるので、味と同時に風味も感じられるために美味しく感じるのだそうです。
また、焼いたお肉にまとわりつく脂は、アツアツでこそ美味しく感じられますが、冷めた時は白く凝固しており食感もかたくなったりベチョっとしていて美味しく感じません。
もちろん、あえて冷ました料理の方が美味しいものもありますが、キャンプやバーベキューなどで焼くものと言えば、たいていがアツアツの出来たてが美味しいものばかりですよね。
逆に言えば、その場で調理することが分かっているのならば、出来たてが美味しい食材を自分たちで自然とチョイスしているということですね!
転地効果
転地効果とは、ひと言で言えば「気分転換」のことです。
普段の日常生活から離れていつもと違う環境に身を置くことで、五感(視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚)が刺激され、脳の疲れを癒し、リラックス効果を得ることができます。
そのため、外でご飯を食べるということは転地効果でリラックスすることにより、同じ料理だとしてもより美味しく感じることができるということなのです。
脳から発生するβ波効果
α波やβ波って何となく聞いたことあるかもしれないですが、実際のところ何のこと?という方多いのではないでしょうか?
α波やβ波は脳波のことです。
脳波とは、精神状態による脳の活動を記録に残した波形を数値として表したもののことをいいます。
α波:人間が目を閉じて安静にリラックスしている時に大きくなる(目を閉じているだけで起きている状態)
β波:α波とは反対に、脳が活動しているときに大きくなる
人間は家よりも外にいる時のほうが、脳が快感を覚えやすいそうです。
脳の活動が活発になるとβ波は大きくなり、集中力が増すことで味覚も敏感になります。
味覚が敏感になることでご飯の味をより感じられるという仕組みです。
なるほど~!てっきり気持ちだけの問題かと思ってたけど、ちゃんと脳もそう感じるように働いてるのね!
外でご飯を食べると良い効果3つ
外でご飯を食べることは美味しいだけでなく、心や体にも良い効果をもたらしてもくれるんです!
もしかしたらビジネスなんかにもうまく活用できるかも…!
ランチョンテクニックの効果が増す
ランチョンテクニックとは、一緒に食事をすることで相手に好印象を与えることができるという心理的効果をねらった交渉術のことです。
一般的には、接待や会食などのビジネス面でよく用いられています。
人は美味しいものを食べるとポジティブな気持ちになれるということが、イェール大学の心理学者アーヴィング・ジャニスの実験の結果から実証されています。
より一層美味しく感じられるお外ご飯で気持ちもポジティブとなり、会話も大いにはずむことでしょう。
もしかしたら、よくドラマで見るような高級なお店での個室接待よりも、昼間っから太陽の元バーべーキューなんかの方が、ビジネスも上手くいく可能性が高いのではないでしょうか。
夜の接待頻度高めな旦那氏に今度教えてあげようかな。そうすれば夜のワンオペ頻度は減るかも…。(にやり)
自律神経が整い体の不調を改善できる
これは転地効果と関連することなのですが、転地効果により五感を刺激することは自律神経を整える効果へもつながります。
自律神経とは、内臓の働きや体温の調節、代謝などの身体の機能を24時間休みなくコントロールしてくれているとっても重要な神経の一つです。
自律神経には体を活発に動かすときに働く交感神経と、体を休めるときに働く副交感神経の2つがあり、それぞれバランスを取り合いながら体の機能を調節しています。
過度なストレスがかかっている状態が続いたり、睡眠不足や昼夜逆転の生活などで生活習慣が乱れると、たちまち自律神経も乱れ始め、私たちの身体や心に悪影響をもたらすのです。
自律神経が乱れると、以下のような症状が表れます。
症状は人によって様々で、これらの他にもいろんな症状があるようです。
自律神経が乱れてしまった時には、以下のことを実践してみましょう!
自律神経の乱れで少し体の調子が良くないかなという方は、いつもと気分を変えてお外ご飯で五感を刺激し、体も心もリラックスして過ごしてみて下さい。
日光浴の効果で心も体も元気になる
外でご飯を食べるということは、もちろん太陽の光も浴びることになるので、自然と日光浴もできちゃいます。
日光を浴びるメリットは主に以下の2つです。
ここは1つずつ少し詳しく説明しますね。
セロトニンの分泌を促しストレスが軽減される
セロトニンとは脳内伝達物質のことで、ストレスに対して効能があり、人はストレスを感じると脳内でセロトニンを分泌しています。
他にも、精神の安定や平常心や安心感、頭の回転を良くして直感力を上げることなどへも必要な物質となり、メンタルの不調を防ぐにはとても重要な役割を担っています。
セロトニンが不足することで以下のような症状が…
・向上心の低下
・仕事への意欲の低下
・不眠
・慢性的なイライラ感
・ストレスや疲労
また人は、日照時間が短くなると、セロトニンの分泌が低下することがわかっています。
それは、日光を浴びる時間が短くなってしまうことが原因です。
日照時間の短いノルウェーやフィンランドといった北欧諸国では、「季節性情動障害(SAD)」という、別名「冬季うつ病」とも呼ばれる病が問題となるほど、日光は人の体にとって重要な役割があるのです。
ビタミンDが生成され骨が丈夫になる
ビタミンDには、カルシウムの吸収を促進してくれる効果があり、骨を丈夫にするためにとても重要な役割を担っています。
ビタミンDが不足すると、以下のような症状の原因となります。
■骨粗しょう症
■イライラ
■骨軟化症・くる病
骨軟化症は骨をやわらかくしてしまう病気で、子供の場合はくる病と呼ばれます。
骨軟化症・くる病は、骨折や歩行障害、身長が伸びないなどの症状へつながり、子供にとっても重大な病気となります。
そのため、まだ自力で外に出られない赤ちゃんなどは大人が外へ連れ出して日光を浴びさせることがとても大切なのです。
晴れている日はぜひとも積極的にお散歩に連れ出してあげて下さい。
このように、日光を浴びることは私たちの体や心にとって、とても大切で重要な働きをしてくれていることが少し理解いただけたかと思います。
最近は、日傘をさしたり日焼け止めを塗ったりと、あえて日光を浴びることを避ける方もいますね。
わかります、日焼けは後々シミになるしイヤですよね。
でも、たまには晴れている日に日光を浴びながら、お外ご飯をしてみて下さい。
ご飯も美味しくて日焼けなんて忘れてしまうほど、きっと気分も晴れやかになるはずです。
まとめ:外で食べるご飯は美味しい上に体も心も満たされる
■外でご飯を食べると美味しい理由は「出来たてが食べられる」「転地効果」「脳から発生するβ波」の3つの理由がある
■外でご飯を食べると「ランチョンテクニックの効果が増す」「自律神経が整い体の不調を改善できる」「日光浴の効果で心も体も元気になる」の3つの嬉しい効果が得られる
今回は、外でご飯を食べると美味しい理由とそのメリットについてまとめてみました!
読んでくださった皆さんが、今すぐにでもお外ご飯したい!!と思ってくだされば嬉しい限りです。
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