親の接し方と生まれた順番が子供の性格を作る?子供へ接する上で気を付けたいこと

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ちり

こんにちは!ちりです!

子供の成長につれて、子供とのかかわり方や親の接し方に

悩んだりすることはありませんか?

特に複数のお子さんをお持ちのお父さんやお母さんは

同じ両親の元生まれたにも関わらず、それぞれ性格や行動の違いなどに

「なぜこんなに違うのか」と、1度は思ったことがあると思います。

わたしも自分が親となった今、自分の接し方は正しいのだろうか…と

迷ってしまうこともあります。

でも最近知ったこと。

それは、親の接し方と生まれた順番によって、

子供の性格が変わる傾向があるということです。

親の接し方や生まれた順番のタイプ別性格傾向を知れば、

子供との関係が上手くいったり、子供の才能を上手に伸ばしてあげられるようになります。

もし今お子さんと上手く接することができないと悩んでいるのであれば、

それを知らないからかもしれません。

本記事では、親の接し方で子供の性格にどのような影響があるのか。

生まれた順番による性格タイプの違い。

それに合わせた親の接し方や気を付けたいことについて

詳しくご紹介します!

お子さんへの接し方について悩まれている方は

ぜひこのまま読み進めてみて下さい。

■親の接し方で子供の性格へ影響することとは

■タイプ別の性格傾向【長子・中間子・末っ子・一人っ子】ごとに向いている職業について

きょうだいのいる子供へ接する上で大切なこと

目次

親の接し方で子供の性格へ影響することとは

親が子供へ接する時の態度を養育態度と呼び、

子供の性格を作る上で大切な土台となります。

ここでは4パターンの養育態度についてお話します。

また、子供が大きくなるにつれ、

「このように発達・成長してほしい」と期待してしまうことを

発達期待と呼び、こちらは生まれた順番によって

親が期待することは変わってきます。

どちらも子供の性格を作る上で重要なものとなりますので、

それぞれ知っておきましょう。

親の養育態度4パターン

お母さんのアドバイスが響く息子

親が子供へ接する時の以下4パターンの態度によって

子供の性格がどのような傾向になるかをお話します。

・受容的
・拒否的
・支配的
・自立を促す

必ずしも当てはまるわけではありませんが、

具体的に見てみましょう!

受容的

遊ぶ親子

子供の話をよく聞いたり遊び相手にもよくなってあげたりと、

子供へ理解を示し、愛情をもってあたたかく接する養育態度のことです。

受容的に接した子供は、以下のような性格になる傾向が多いです。

情緒が安定
・思慮深い
・親切
・やさしい

このようなタイプのお父さんやお母さんに多い声掛けは

「一緒に〇〇しようか!」

(子供が話しかけてきた時に)「へぇ~!そうなんだ!」

などが多いです。

このような声掛けが自然にできていると、

お子さんへも良い影響を与えられ、良い親子関係が築けるでしょう。

拒否的

無視される子供

子供の話を聞かなかったり行動の相手をしない、またははねつけたりと、

子供に対して拒否的な養育態度のことです。

拒否的に接した子供は、以下のような性格になる傾向があります。

反社会的
・冷淡
・神経質
・情緒不安定

このようなタイプのお父さんやお母さんに多い声掛けは

「今忙しいから無理」

「もう知らない」

「勝手にすれば」

などが多いです。

このように言ってしまうのは、お子さんがこちらの言う事をなかなか聞いてくれず、

面倒くさくなってしまうことが大概の原因です。

しかし、ただ突き放すだけで終わってしまうと、

お子さんもなぜそう言われたのかがわからないままとなってしまいます。

少し落ち着いて、お子さんになぜ叱ったのかを説明してあげましょう。

お子さんもきちんと理解してくれるはずです。

まずは、お子さんときちんと向き合ってお話することから始めましょう。

支配的

子供を叱る母親

子供が自分の言いつけ通りや思い通りに行動するように責め立てるなど、

子供の活動を心理的に制限する養育態度のことです。

支配的に接した子供は、以下のような性格になる傾向があります。

依存的
・消極的
・自発性が乏しい
・温和

このようなタイプのお父さんやお母さんに多い声掛けは

「〇〇しなさい!」

「あなたはダメなんだから」

などが多いです。

このような声掛けが多いと、お子さんの自己肯定感が育ちません。

「自分は何をやってもダメな人間だ」と色んな可能性を

簡単にあきらめてしまう人間性になってしまうかもしれません。

何かして欲しい時でも、できるだけお子さんが自主的に行うまで

優しく見守る姿勢が大切です。

注意する時にも、具体的に何がいけなかったのかを

お子さんが理解できるように伝えてあげましょう。

自立を促す

笑顔で子供を見守る両親

子供自身の考えや行動を尊重しサポートするような、

子供が自立できるよう促す養育態度のことです。

自立を促すように接した子供は、以下のような性格になる傾向があります。

友好的
・独立心が強い
・自己主張をする

このようなタイプのお父さんやお母さんに多い声掛けは

(子供が何かできたときに)「やったね!よくできたね!」

(子供がやってみたいことを)「いいね。やってみたら?」

などが多いです。

自分がやったことに対して否定されずに褒めてもらえると、

自分に自信を持って成長することができます。

自己肯定感も高く育ちますので、お子さんへも良い影響となるでしょう。

ちり

親の接し方って大事だなぁ。
特に口癖は無意識に言ってることが多いかも…

生まれた順番で変わる発達期待とは

「このように成長、発達してほしい」と

親が子供に求めるものはきょうだい間で変わってきます。

「お兄ちゃんやお姉ちゃんには下の子のお手本になるようにしっかりしてほしい」

「下の子には、お兄ちゃんやお姉ちゃんを見習って仲良くしてほしい」

というように、

きょうだい間の発達期待に関しては、

親は子供へ生まれた順番で「このようになってほしい」と無意識に期待をし

子供もそれに応えるように発達していきます。

よく上の子には、

叱る時には、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから…」

褒める時には、「さっすがお姉ちゃん(お兄ちゃん)!」

などと、ことあるごとに言っていませんか?

それが結果的に、

「長子らしい」「末っ子らしい」と呼ばれる性格の形成へ

反映されているのです。

ちり

上の子をお兄ちゃんとかお姉ちゃんて呼ぶのも、
発達期待の表れみたいだよ!

しかし、それが良い影響を与えることもあれば

悪い影響を与えてしまう場合もあります。

特に上のお子さんは

「自分の方がお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから我慢しなきゃ…」

と、我慢しなくても良い場面で無理してしまったり

自分にプレッシャーをかけて追い込んでしまうことも。

叱る時にも褒める時にも、お兄ちゃんやお姉ちゃんを意識させずに

その子自身について伝えてあげましょう。

タイプ別の性格傾向と向いている職業

次に、生まれた順番でどのような性格傾向にあるのか、

また、その性格傾向でどのような職業が向いているのかを見てみましょう。

自分や家族、お子さんがいる方は自分の子供やお友達など

ぜひ想像しながら見てみて下さいね!

必ずしも全て当てはまるわけではなく、あくまでも傾向のお話ですのでその旨ご了承下さい!!

長子

真面目な努力家

・自分の用事を平気で人に押し付けたりする
・自分の話をするより相手の話を聞きがち
・仕事は失敗のないように丁寧にする
・母親によく口答えをする
・面倒なことはしないようにする
・何かをするとき、人の迷惑にならないかを考える
・よそに行くとすましがち

1番目に生まれたことで親からの愛情を惜しみなく受けて育っているため、

基本的に相手の顔色をうかがったり

気を使い過ぎたりということはありません。

家では下の子の面倒を見て育った分、

外では「面倒見が良い」「責任感がある」などの印象を受けがちですが、

それが相手によってはおせっかいだと受け取られてしまう場合もあるそうです。

ちなみに、長子は東大生に多いらしいです!

親の期待に応えようと、真面目に努力をするためですが、

無意識にプレッシャーをかけすぎてしまうと

お子さんがそれに耐えられなくなってしまう場合もあります。

お子さんの様子を見守りつつ、あまり色々なことを

強要し過ぎないように心がけましょう。

ちり

わ~~、私の旦那氏長男なのですが、
笑っちゃうぐらい当てはまってますw

中間子

政治家として語る女性

・家よりも外へ自分の世界を築きがち
・目立ちたがり
・人付き合いや根回しが上手
・人の顔色をうかがいすぎてクヨクヨしがち

上にも下にも挟まれて育つ中間子は、

いかに親の関心を引くか、愛情を受けられるかを考えて育っていくため、

目立ちたがり屋の性格になる傾向が強いようです。

また、自分が下の場合と上の場合を

状況によって使い分けるバランス感覚を身につけてきたため、

人付き合いや交渉などが上手ともいわれています。

それゆえに、相手の顔色をうかがいすぎてしまうというところもあります。

ただ、中間子に関しては、きょうだいの年齢差や家庭環境による差の影響か、

共通した性格の傾向はあまり見られないそうです。

人付き合いや交渉が上手という面で、

上と下の間を上手に取り持つバランサーとして中間管理職が向いていたり

政治家が向いているようです。

歴代の総理大臣は中間子が1番多いみたいですよ!

ちり

私の姉はまさに中間子そのもの!
友達も多く人付き合いが上手ですね。
人の顔色を窺っている様子はありませんがw

末っ子

サッカー選手

・はきはきして朗らか
・少しでも困るとすぐ人に頼ろうとする
・甘え上手
・知ったかぶりをする
・食べ物の好き嫌いが多い
・人のまねが上手
・やきもちやき
・ほめられるとすぐ調子に乗る

家では1番下に生まれ、

親からもきょうだいからも

沢山の愛情をかけて育てられる永遠のアイドル、末っ子。

上の子が何をしたら親に褒められるか、

怒られるかなどを見て学んでいるので、

したたかなずる賢さも兼ねそなえた世渡り上手でもあります。

親の発達期待も上の子ほど強くなく、

のんびりとした育児により育てられたのもあり、

揉め事などは嫌いな温和な性格の持ち主でもあります。

しかし、習い事を始める時は大抵上のきょうだいからの影響が強く

始める年齢も早いので、上の子と同じ年齢になったときには

既にハイレベルなことをこなしている可能性があります。

そのため、アスリートで活躍する選手などには

末っ子が多いようです!

ちり

私は末っ子ですが、確かに共感する項目も多いですね!
習い事は長続きしませんでしたがw

一人っ子

路上ライブをする女性

・争いごとが嫌いな平和主義者
・人と合わせる事ができないマイペース
・こだわりが強い
・想像力が豊か
・集中力が高い
・打たれ弱い

きょうだいのいない一人っ子は、

一人遊びが得意で集中力や想像力が高いといいます。

その反面、人と合わせることのできないマイペースな面もあり、

幼少期から競争とは縁遠い環境にいるため

争いごとも嫌いで打たれ弱い面も。

大きな会社で1社員としてサラリーマンをやるよりも、

一人で独立したビジネスや、

想像力が豊かという面ではアーティストなども良いでしょう。

絵を描くのが好きなお子さんへはお絵かき教室や

歌うことが好きなお子さんへは音楽教室を習わせてみるなど、

もしかしたら隠された才能が花開くこともあるかもしれません。

お子さんが一人で集中して遊んでいるときには、

良く見てみて下さいね。

ちり

よく考えたら私の周りに一人っ子っていないかもしれない!
でもなぜか息子に当てはまる項目多い気が…長子だけどw

親の接し方のコツ

ここまでで、子供の性格の形成には、

親の養育態度や発達期待などがとても重要ということが

わかりましたね!

きょうだいがいる子供には、どのように心がけて接していけば良いのでしょうか?

きょうだいは公平に接することが大切

きょうだいの中で親の愛情が誰か1人に偏ってしまうと、

甘やかされて育った子供は

その後の性格形成に悪い影響を及ぼしてしまう可能性があります。

また、他のきょうだいからの嫉妬により、

親の見えないところでいじめの対象となりかねません。

親がきょうだいに公平に接すること

安定した信頼関係が生まれ、

きょうだい間では愛着が生まれます。

そしてそれは信頼関係を結び、

きょうだい愛となっていくのです。

ちり

親が公平に扱ってこそ、きょうだいが仲良くなるのね!

ただし、公平といっても全てを同じにするのではなく、

上の子と下の子のそれぞれの年齢に応じた対応をすることが大切です!

まとめ

■生まれた順番に性格が違うのは、親の養育態度【受容的・拒否的・支配的・自立を促す】と発達期待が影響しているため
■きょうだいのいる子供には、親がそれぞれ年齢に応じて公平に接することで信頼関係やきょうだい愛が生まれる

親からの目線で見れば、なかなか公平に接する事って難しいな~と思いながらも、

きょうだいには仲良くいて欲しいので日々努めていきたいなというところですね!

何より大切なことは、その子自身をしっかりと見てあげて、

自分の接し方から何がお子さんの性格へ影響しているのかを知りましょう。

最近子供のへの接し方がわからないな、上手くいかないなという方は

ぜひ実践してみて下さい。

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