「楽しい時間はあっという間なのに、退屈な時間はびっくりするぐらい長く感じる!」
「楽しい時間ももっと長く感じていたい!」
と思ったことはありませんか?
仕事の日と休日とでは、本当に同じ時間を過ごしているのか疑いたくなってしまうぐらい時間の進みが違う気がします。
また、年齢を重ねるにつれて、誕生日やクリスマス、年末年始などのイベントがあるたびに「1年てこんなに早かった?」と思うのは私だけでしょうか?
時間は限られているもの。できるならその限られた時間を有意義に使いたいですよね?
今回は、時間の感じ方についての違いと有意義な時間を過ごすためのポイントについてまとめてみました!このような人におすすめです!
■なぜ時間の感じ方に違いがあるのか知りたい
■限られた時間を有意義に使いたい
時間の感じ方の違いには3つの理由がある
人は以下の3つの理由から、同じ一定の時間でも短く感じたり長く感じたりするそうです。
・代謝が高い時は時間が長く、代謝が低い時は時間が短く感じる
・感情の状態と時間経過の意識が関係している
・起こる出来事を認識している時ほど感じる時間は長い
どゆこと?難しい!簡単かつ詳しく説明して~
はい、では1つずつ見てみましょう!
代謝が高い時は時間が長く、代謝が低い時は時間が短く感じる
代謝が高いか低いかで、時間の感じ方にも違いがあります。
同じ1分間でも、代謝が高い時は心理的時間が早く刻まれるため、実際の時間よりも長く感じることができます。
逆に代謝が低い時は心理的時間がゆっくり刻まれるため、実際の時間よりも短く感じてしまうのです。
心理的時間:ある出来事が始まってからどれぐらいの時間が経ったかを認識する内的時間のこと
基本的に、朝目覚めてから3時間程かけて代謝は上がっていき、夕方のピークを迎えた後夜にかけてまた代謝は低くなります。
つまり、「朝時間がない!」とバタバタしてしまうは、代謝が低いために心理的時間がゆっくり刻まれ、時間を短く感じてしまっているなのからです。
なので、朝バタバタしないためには予定の始まる3時間前に起きて代謝を上げ、時間にも心にも余裕をもつことが大切です!
早起きすると1日が長く感じるのは勘違いじゃなかったのね!
納得!
また、代謝は大人になるにつれて下がっていくものです。
子供の頃の1日や1年間に比べ、大人になってから時間の流れが早く感じてしまうのは、加齢により代謝が下がっていることも理由の1つです。
そのため、運動や食生活の改善などで基礎代謝を上げることも、時間をより長く感じることができる方法と言えます。
感情の状態と時間経過の意識が関係している
「楽しいことをしている時や何かに集中している時は、あっという間に時間が過ぎる」という経験ありませんか?
これは、何かに夢中になっている時ほどどれぐらい時間が経ったかという意識が時間に向けられにくいためです。
逆に退屈な時、苦痛な時間は「早く終わらないかな」「どれぐらい時間が経ったかな」「あとどれぐらいで終わるかな」など、早く過ぎ去ってほしい時ほど時間に対する意識が過剰に働きます。
短い間隔で時計を何度も見てしまったり、時計を見ながら時間の経過を待ってしまうために、なかなか時間が進まないと感じてしまうのです。
「じゃあ、楽しい時間を長く感じるためには時間を意識すればいいのか!」
と思いますが、そうなると本来の楽しい事や集中したいことに意識が向かず、楽しいものも楽しくなくなってしまいます。
楽しい時間を長く感じるためには、時間に意識を向けるはやめておいた方が良さそうですね。
起こる出来事を認識している時ほど感じる時間は長い
起こる出来事を認識している:同じ時間でも長く感じる
起こる出来事を認識していない:同じ時間でも短く感じる
例えば、初めて行く場所へ向かう時、行きにかかる時間よりも帰りにかかる時間の方が短く感じませんか?
それは起こる出来事(入ってくる情報)を1つひとつ心理的時間で認識しているためです。
初めての場所へ向かう時って、道順や周りの風景などを覚えようと、色々と周りを見ながら向かいますよね。
視覚から入ってくる情報が多い分心理的時間は長くなるので、「思っている距離よりも結構遠いな」と感じてしまうこともあります。
そして逆方向から同じ道を通って帰る時、すでに道を知っているため行きよりも周りを見ずに歩くと思います。
すると、行きよりも帰りの方が起こる出来事を認識している数が少なくなるので、行きも帰りも実際の所要時間は同じにも関わらず心理的時間は短く感じるというわけです。
なるほど~。単純に歩くスピードの違いと思ってました!
あ、でも1回通って知っている道だから行きよりもサクサク歩けるものあると思うよ!がーがー
ちなみに、毎日習慣化されていることに関しても時間は短く感じます。
すでに工程や手順を把握していることにより、新しく入ってくる情報もないので、「起こる出来事が少ない」と心理的時間が認識しているためです。
このような習慣化しているものに関しては強く意識していなくてもできる事なので、代謝の低い朝や夜に行うことがおすすめです!
時間を長く有効に使う方法4つ
人はやりたいこと、やってみたいことが年々増えていく生き物です。
しかし、同時にやらなければならないことも増えていきます。
生きている中でいかにやりたいことを実現できるか。
有意義な時間を過ごすためのポイントは以下の4つです。
■運動&食生活の改善で基礎代謝を上げる
■早起きをする
■ゴールへ向かうための目標設定は細かく決める
■楽しみながら出来事のディティールに注目する
1つずつ見ていきますので、ぜひ意識して過ごしてみて下さいね。
運動&食生活の改善で基礎代謝を上げる
代謝が高いほど心理的時間は長くなるので、基礎代謝をアップすることをおすすめします。
代謝を上げるには、適度な運動と食生活の改善、必要な水分量を摂取することが有効とされています。また、代謝が上がればエネルギー消費も大きくなり、ダイエットにも効果的です。
時間も長く感じられて体も健康的になれるのなら一石二鳥ですね!
じゃ運動を楽しめば、楽しい時間が長く感じられるってことじゃない?最高!
早起きをする
人の代謝が上がり始めるのは、起床3時間後と言われています。
なので、本当に活動し始めたい時間から逆算し、3時間前に起きれば効率的に活動することができます。
代謝が上がる3時間の間は、意識しなくてもできるような普段から習慣化されているようなことを進めると良いでしょう。
「早起きは三文の徳」とも言うしね!
ゴールへ向かうための目標設定は細かく決める
人は何かを始める時に、ゴールまでの道のりが遠ければ遠いほど作業に着手しにくくなります。反対に、ゴールが近づくとその作業が楽しくなり、積極的に行うようになるのです。
例えばブログでも、「目標は月30万稼ぐこと!」と目標を高くかかげても、そこへ向かうためにしなければならないことが分からなければなかなか動けないものですよね。
目標はあるもののなかなか動き出せず、結局ダラダラと時間だけが過ぎていってしまうのはとても勿体ないことです!
まずは、大きな目標へ向かうための小さな目標を設定してあげましょう。
「ブログで30万円稼ぐこと」ならば、まずは「サーバーを契約してブログサービスを決めて設定する」から始める。
その目標がクリアできたら「まずは1記事書いてみる」など、1つ1つクリアできる毎日の目標を立て、最終的な大きな目標へつなげていくことが大切です。
それが自分にとって有意義な時間を過ごすことにもなります。
小さな目標でも、こなすことに達成感を覚えればOK!それがモチベーションを保つためのカギ!
楽しみながら出来事のディティールに注目する
例えば食事をする時、大人になるとただ「食べること」が1つの動作となってしまい、細かい部分を見逃していることが多いです。
コース料理なんかは特にそうですが、お料理を持ってきてもらう時に「こちらは~」と一品ずつ料理についての説明がありますよね。
そして実際に食べながら「これは〇〇が使われているのか。あ、これは〇〇のソースなんだ」など、聞いた説明を思い出しながら食べるので、「食べること」だけにしても注目している部分が細かいのです。
出来事のディティールに注目することは、入ってくる情報量が多くなるということ。つまり、心理的時間は長く感じられます。
なので、コース料理などは実際の時間よりも長く感じるのです。
さらにその出来事を楽しみながらディティールに注目すれば、より有意義な時間を過ごすことができるということになります。
コース料理ってその時間を楽しむための工夫がちゃんとあったのね!知らずにバクバク食べてたよ。反省。
時間の感じ方を長くすることで人生が豊かになる
時間を長く感じるほど、自分と向き合う時間も増え、人生の充実度が増し、心も豊かになります。
もしあなたが、限られた時間を有効に使いたいなら、すぐに4つの方法を実践してみてください。
自分が思っているよりも人生は短いものです。
笑顔で過ごせる時間を増やし、良い人生にしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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