Webライティングの練習に最も必要なことは、インプットとアウトプットの2つです。
Webライターとして必要な知識やスキルのインプット、インプットしたものをアウトプットすることで、人は初めて得た知識を理解し、記憶することができるからです。
また、インプットとアウトプットの練習方法にもいくつか種類があり、自分に合った方法で実践していただけます。
Webライターとしてスキルアップを目指していきたい方は、本記事を最後までお読みください。
・Webライターになりたいが、何から始めれば良いかわからない
・Webライターとしてスキルアップしていきたい
・おすすめの練習方法を知りたい
Webライティングに必要な知識やスキルは3つ
正しく文章が書ければ誰でもできるWebライティングですが、基本的な知識やスキルへの理解も必要です。
3つご紹介します。
読み手にストレスを与えないよう正しい日本語を正しく使う
まずは正しい日本語を正しく使って文章を書くこと。
求められるスキルとしては、小学生でも理解できるぐらいの文章力なので、「なんだ、簡単じゃん」と思われがちですが、正しい日本語を正しく使える人は意外と少ないものです。
ここで言う、正しい日本語を正しく使えるということは、以下のことを指します。
・「ら」抜き言葉を使わない (例 × 見れる 〇 見られる)
・「い」抜き言葉を使わない (例 × してます 〇 しています)
・【主語】【述語】【修飾語】【接続語】【独立語】からなる日本語の基礎構成を正しく理解している
・【敬語】【謙譲語】【尊敬語】の使い方を理解している
さらに細かく分けることもできますが、上記4点を理解していれば基本的には問題はありません。
誤った日本語を使った文章は、読み手に少なからずストレスを与えます。
日本語を完璧に使いこなす必要はありませんが、読んでいる人が何のひっかかりもなく、スッと頭に入ってくるような、流れる文章を目指しましょう。
正しい日本語を身に付けるには、関連する書籍で勉強するのもおすすめです。
知識のないユーザーでも理解できる文章を書くスキル
Webライティングの仕事は、読者の悩みやニーズを汲み取り、解決(満足)する記事を書くことです。
知識ゼロのユーザーが読んでも理解できる文章を書くスキルが求められます。
自分ではわかっているつもりでも、いざ人に説明しようとすると、なかなか上手く伝えられない経験はありませんか?
その事柄に対し、人に上手く説明することができて初めて、「理解している」と言えるのです。
余談ですが、私は子供によく「○○ってなーに?」「なんで△△なの?」と、毎日事あるごとに聞かれています。
子供に上手く説明することができない時に、「私ってこんな簡単だと思っていたことも、きちんと理解できていなかったのか…」と思うことが多々。。
つくづく、育児は育自だな、と痛感します。
このように、さまざまな事や物に対し、「わかっている(つもり)」の人が大半ではないでしょうか。
普段から、「知識のない人にも理解できるよう説明できるか」を意識することで、自然とスキルアップを目指せます。
SEOの理解と対策方法を身に付ける
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化のことです。
GoogleやBing、Yahoo!などの検索エンジンで、インターネットでの自然検索の表示結果が上位にくるページを執筆することが、SEO対策では重要です。
多くのユーザーが、検索結果の1ページ、しかも上位に表示されている記事にしか目を通しません。
どんなに、正しい日本語を使こなし、知識ゼロの人が読んでもわかりやすい文章を、時間を掛けて丁寧に書き上げたとしても、上位表示されなければ人の目に触れることはないのです。
仕事を発注するクライアントの立場からしても、文章力が同レベルのライター2人のうち、SEOの知識があるか否かで選ぶ基準は変わります。
つまり、上位表示をねらった記事を書くために、SEOの理解と知識、対策方法を身に付けていることは、仕事を獲得していく上でとても重要です。
ただし、SEOはGoogleが年に2回~4回ほど実施するコアアップデートにより、上位表示の順位結果に大きく変動が起こります。
基本的なSEO知識に関しての理解は必要ですが、アップデートのたびに基準が変わるため、その都度覚えた知識も更新していかなければなりません。
Webライティングの練習方法はインプットとアウトプットの繰り返し
Webライティングに必要な知識とスキルを理解いただいた上で、今度は習得していくための練習方法を紹介します。
冒頭でもお伝えした通り、Webライターとしてスキルアップに重要なことは、インプットとアウトプットの繰り返しと継続です。
自分に最適な練習方法を見つけ、続けていきましょう。
インプットでWebライティングの世界を知る
インプットは、webライティングの世界を知ることを目的に行います。
■ Webライティング関連の書籍をできるだけ多く読み知識に触れる
■ 写経で記事の構成や文章の作り方を学ぶ
■ SEOについて書籍やネット記事を読み基礎知識を学ぶ
Webライティング関連の書籍をできるだけ多く読み知識に触れる
インターネットではWebライティングに関するブログやメディア記事などが量産されていますが、誰にでも見られるが故、誰にでも書けるような内容が多いです。
その点書籍では、ネットでは拾えないオリジナリティ溢れる情報や、漫画形式で書かれているものもあり、自分に最適な本を選べる楽しさもあります。
1冊のみではなく、関連した本を数冊読むことをおすすめします。
数冊読むことで、共通した事項を見つけることができ、それがWebライティングに重要だと理解できるからです。
Webライティングにおすすめの書籍は以下記事よりご確認ください。
写経で記事の構成や文章の作り方を学ぶ
写経とは、元は仏教における修行の一つですが、ここで言う写経は、ブログや書籍、メディア記事など、自分の好きなものを同じように書き写すことです。
ただ書き写すだけでは何の練習にもなりません。
写経を行う時は、以下のポイントを常に意識しましょう。
■ 読み手の悩みやニーズが明確化されているか
■ 記事を読むことでどう解決するのか
■ 知識がなくても理解できるか
■ 読むときにストレスは感じないか
これらを意識すると、読みやすい文章や、構成の組み立て方などが理解でき、スピーディーなレベルアップにつながります。
また、写経したものに、「自分ならここをこうする」など、プラスαで自分なりの意見を追記すれば、さらに効果的なインプットとなります。
SEOについて書籍やネット記事を読み基礎知識を学ぶ
検索エンジンで上位表示をねらい、できるだけ多くの人に記事を読んでもらうために、SEO施策は欠かせません。
SEOはGoogleが年に数回行うコアアップデートにより、上位表示されるページの判断基準が変わるため、書籍よりもX(旧Twitter)やインターネットで最新情報を学ぶことをおすすめします。
とは言え、根本的なSEOの基礎知識は書籍でも学ぶことは可能です。
インターネット上に溢れている多様化された情報の中には、時に誤った情報が表示される場合も。
基本的な部分は変わらないですし、最新の書籍であれば、コアアップデートの軌跡も書かれていたりするので、勉強になります。
自分に最適な方法でインプットしていきましょう。
頭に取り入れた知識をアウトプットで習得する
アウトプットは、インプットで得たwebライティングの知識を、行動にうつすことで習得するために行います。
■ 実際に案件を受注し実践経験を積む
■ ブログを立ち上げ、テーマ決め・KW選択・構成・本文を執筆してみる
■ X(旧Twitter)を使い文章組み立ての練習をする
実際に案件を受注し実践経験を積む
個人的に1番おすすめしたいのが、実際に仕事を請け負いながらアウトプットしていく方法です。
確実に成長できる上、自分でも実感できるほどスピーディーなスキルアップが見込めます。
実践が効果的な理由は以下です。
■ アウトプットしてみることで、インプットの認識にズレがないかの答え合わせができる
■ インプットの幅と深さが増え、同時進行でアウトプットできるため覚えが早い
■ SEOやマーケティングを生業としているクライアントから、直接フィードバックを受けられる
きちんとしたクライアントであれば、テストライティングの段階でもしっかりとしたフィードバックをもらえる上、報酬も獲得できます。
本来なら、こちらがお金を払ってでも教えてもらいたい情報を共有してもらえることも。
実践を積んでいくことでスキルアップへつながり、実績が増えることで信頼性も増し、高単価案件の獲得にもつながります。
初めは、「こんな初心者の自分が案件に提案なんかして良いんだろうか…」と自信が持てず、応募に踏み切るまで時間がかかるかもしれません。
しかし、時間は有限です。
webライティングのスキルアップを目指すなら、1秒でも早く実践するに限ります!
ブログを立ち上げ、テーマ決め・KW選択・構成・本文を執筆してみる
ブログでアウトプットするメリットはこちらです。
自分で立ち上げたサイト上では、何をどのように書いても誰にも指摘されることもなく、自由に記事を書く練習ができます。
実際に書くことで、インプットした情報を整理できるため、何ができて、何が理解できていないかが明確になります。
また、テーマ決め、キーワードの選択、構成の作成、本文の執筆という一連の流れを体感することで、自分の得意分野と苦手分野も把握できます。
得意分野がわかれば、実際の案件に応募する際の提案文に強みとして記載でき、提案が通りやすくなるメリットも。
さらに、実践で経験し、得た知識を自分のブログに活かすことで、アフィリエイトで稼ぐことも可能です。
webライターと違い、ブログの制作物は全て自分の資産となるため、アクセスを集められる優良な記事を書けば、長期的に収益を得られます。
アウトプットしつつ、自分のサイトでも稼げるようになりたい!という方は、以下の流れがおすすめです。
①自分のブログを立ち上げる
➁クラウドソーシングサイトでwebライターとして勉強&実績を積む
③得た知識をブログへ反映させてアフィリエイトで稼ぐ
webライターとして執筆した記事の所有者はクライアントとなり、著作権や守秘義務に触れる可能性から、ポートフォリオとして掲載することを許可されないこともあります。
その点ブログは、全ての制作物の所有者は自分であり、ポートフォリオに活用するもしないも、自分に決定権があります。
アウトプットしながらポートフォリオとしても活用でき、webライターとしても高単価案件の獲得につながるため、ブログは良いことしかないですね。
ちなみにわたしはエックスサーバーでサーバーをレンタルしました。
WordPressのインストールも簡単でしたが、移行作業も簡単にできます。
このブログの前に、一度初期ドメイン取得の段階で失敗し、一からブログを作り直さなければならない窮地に陥ったのですが、エックスサーバーで簡単に移行作業ができたため、一からの作り直しを避けることができました。
そしてブログのテーマはSWELLを使用しています。
とにかく機械音痴で何かと疎いわたしですが、誰にも頼らず一人きりで記事を書くところまでたどり着けたのは、間違いなく、SWELLのおかげです。
ってぐらい、設定方法はシンプルなのにカスタマイズが多くて使いやすいです。(使いこなせているかは別として…)
今すぐにブログを始めたい!という方へ心からおすすめします。
X(旧Twitter)を使い文章組み立ての練習をする
140文字の制限の中で文章を書く練習ができます。
短い文章は手軽に書けるため、習慣化しやすく続けやすいです。
Xの最も良い点は、「いいね」というリアクションやリポストの機能があること。
常に色んな人が見ており、投稿内容に対してどう反応があるかで、良い投稿だったのか、あまり良くなかったのかがすぐにわかります。
リアクションが多ければそれだけモチベーションも上がり、あまり反応がないものは、「良い文章と比較して何が良くないのだろう」と分析しやすいこともXの魅力の一つです。
Xの他にも、noteやInstagram、FacebookなどのSNSも、他の人がどう自分の投稿を見ているかの反応がわかりやすいため、おすすめです。
自分に最適なプラットフォームで、文章の練習を始めてみましょう。
Webライティングの練習方法にオンラインスクールもおすすめ
ここまでで、webライティングの練習方法として大切なことは、インプットとアウトプットの2つ。
アウトプットの1つに実践経験が大切だと説明しました。
とは言え、いきなり実践で挑戦するのは、とっても勇気が必要だと思います。
そんな方におすすめなのが、オンラインスクールで正しいライティングを学ぶことです。
コピーライター養成オンラインスクール【Online ApC Academy】では、コピーライティングと行動心理学を組み合わせて構築した唯一無二のスキルを学べます。
私も半年間こちらのスクールでお世話になりました!
本当に良いことだらけで、全力でおすすめしたいです!
Online ApC Academyで学ぶことのメリットはこちらです。
コピーライター養成スクールですが、ライティングに関する全てのことを広範囲で学べるため、文章に携わる仕事がしたい方は、かなり早いペースでスキルアップが目指せます。
Online ApC Academyについて詳しく知りたい方は、以下記事も参考にしてみてください。
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まとめ:Webライティングの練習方法は最適な選択で継続していこう
これまで解説した以外でも、webライティングの練習方法は様々あります。
大切なことは、自分に最適な練習方法を見つけ、継続できるインプットとアウトプットを繰り返していくことです。
そして、日常生活の中で自然に習慣化することで、自分でも知らず知らずのうちにスキルアップが目指せます。
これからwebライティングを始めたい人やスキルアップを目指す方の、お役に立てれば幸いです。
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